高齢社会と歯科医療
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エイジフリー・ライフ大和田
協力医療機関 くろだ歯科医院 院長
黒田 祐彰 先生
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日本の高齢化率が7%に達したのは1970年のことですが、その24年後の1994年には高齢化率が14%以上の高齢社会となりました。ちなみに高齢化率7%以上14%未満を高齢化社会、高齢化率14%以上21%未満を高齢社会、高齢化率21%以上を超高齢化社会と分けられています。
多くの先進諸国ではこの高齢化率が7%から14%に移行するまでにわが国の2倍以上の期間を要しています。たとえばフランスの114年間をはじめとして、スウェーデンの82年間、イギリスの46年間などです。また2006年現在日本の高齢化率は20.5%に届いており世界で最も早く超高齢社会を迎えることは必至です。つまり、私達は急激な高齢化に対応せざるを得なくなっているのです。
高齢化という社会の変化により歯科医療のあり方も当然影響をうけます。
従来、歯科領域における主要な疾患として、う蝕ならびに歯周疾患の二つがありました。
しかし、昨今はこれまでに訴えられることのなかった口腔内不快症状や、口腔乾燥症さらに、舌の機能低下や摂食嚥下障害が新たに大きな課題としてクローズアップされています。これらはいずれも加齢に伴う口腔全体の機能低下に起因し、高齢者人口が増加したことと深い関係があるのです。
このように、高齢化社会においてはう蝕、歯周疾患の二大歯科疾患以外にも唾液分泌低下や摂食、嚥下障害など口腔機能低下による訴えが増加するようになり、歯科医療の疾病構造の変化を招いている現実があります。
その中で私達が訪問歯科医療で歯科治療以外に積極的に取り組んでいるのは口腔ケアとリハビリテーションです。高齢化とともに生活習慣病、いいかえれば一命をとりとめても機能障害が残る慢性疾患が増えたことから、リハビリテーションの必要性がとても増しました。リハビリテーションはさまざまな手技を駆使して機能改善を目指すものです。劇的な改善を望むための療法ではありませんが、口腔ケアとリハビリテーションを地道に取り組んでいくことが、要介護を必要とする高齢者の様態悪化を防ぐ最善の療法であると私達は考えています。
今後もエイジフリー・ライフ大和田にご入居されている皆様のお口の健康をサポートさせていただきます。
グランドホームは協会加盟の有料老人ホームの愛称です。 |
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