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日本は世界に誇る長寿国ですが、本当の長寿とは、健康で長生き、すなわち健康長寿の国でなければ、と誰もが願うことです。
我が国も、戦前、戦中、戦後、そして今日までの約五十数年の間に食生活は著しい変化をし、私たちはそれを体験してまいりました。
病気の歴史は、其の時代の背景を雄弁に語ると言われますが、最近人々の意識の中に、健康のための食事に対する関心が高まって来たように感じられますが、いかがでしょうか。
日本だけでなく、アメリカでも有識者の間では、日本食の優れた点に着目し、話題とされていると聞きます。
日本食とは何でしょう。
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▲1階ダイニングでの煮魚メニュー |
伝統的な家庭の食卓、すなわち一汁三菜、ご飯食のことで、主莱となるご馳走は、魚が中心となり、副菜に肉や卵、豆腐を含む食品などというタンパク質の多い食品に、野菜は旬のものをたっぷりという取り合わせだと思います。
食品は、それぞれが特徴的な機能を持っていて、長所もあれば短所もあり、これをお互いに補い合っているわけですが、そのためにもできるだけ数多くの食品を摂りたいものです。
日本は幸い周りを海に囲まれ、種類も量も豊富な魚に恵まれています。
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▲大澤料理長が様々にアレンジする魚料理 |
そこで今回はお魚について考えてみましょう。
魚のタンパク質は、良質で小魚の骨はカルシウムに富んでいます。また、魚の脂はEPA(エコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)という脂肪酸を多く含んでいて、その働きは血液の状態を良くします。
また、魚に含まれるタウリンという物質は血液の状態をバランス良く保つ働きをしてくれます。
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そのうえ料理方法も多様で、いろいろなメニューを楽しむことができます。
脂ののった旬の魚は刺し身で食べると、大切なEPAやDHAを無駄にすることなく摂れます。
ただ、これからの季節は、刺し身などの生魚は、食中毒予防のためにも、新鮮なものを選び、そして衛生的に取り扱うように注意したいものです。
刺し身などに添えられているいわゆるツマは、単に飾りとして添えられているわけではありません。大根、しそ、大葉、菊花、芽蓼、わさびなどは、抗酸化食品で、防腐の目的や食あたり予防の目的もあるのです。
ですから、このようなツマも残さずにいただきましょう。 |
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